MOVIMAS・八幡平スマートファーム、地熱体験イベント協力実施
日本航空企画のJAL農業留学で移住して農業に関心ある人がバジル収穫や安比高原スキー場の雪上プロジェクションマッピングで学べる飲食を提供
~日本初の商用稼働した松川地熱発電温水でIoT次世代施設園芸バジル栽培~

本リリースの概要

 あらゆるモノがインターネットにつながる「IoT」を活用したクラウド制御システム開発を手掛ける株式会社MOVIMAS(モビマス、本社:東京都千代田区、代表取締役:兒玉則浩、以下MOVIMAS)と地熱を活用した熱水ハウスを再生する岩手県・八幡平市(市長:佐々木孝弘、以下八幡平市)のIoT農業の振興を目的とした協定締結から、農地法に定める農地所有適格法人として設立した株式会社八幡平スマートファーム(本社:岩手県八幡平市、代表取締役:兒玉則浩、以下八幡平スマートファーム)は八幡平市との事業本格化を進め、日本初の商用稼働した松川地熱発電所温水の地域資源とIoT技術による次世代型施設園芸で周年栽培する「温泉バジル」を活用したIoT農業モデルが農業留学や体験型の飲食として提供される取組みへの協力を開始致しましたのでお知らせします。

令和4年2月11日(金)から2月13日(日)に開催する「安比スノー&ジオ フェスティバル」にて地熱の恵みを学んで楽しむことを目的に雪上で学べるプロジェクションマッピングや地熱で作られた地域食材の味を感じられる飲食ブースで体験型のイベントが開催されます。

八幡平スマートファームについて

「温泉バジル」は岩手県・八幡平市における八幡平スマートファームで栽培される雪国栽培のバジルです。八幡平市松尾寄木の地権者が1966年の日本初の商業用地熱発電所の運転開始と、国の観光や農業振興施策をもとにした支援で「施設野菜団地」の整備を進め、1984年には熱水ハウスの手法で、岩手山の裾野に位置する十和田八幡平国立公園の麓で花卉栽培を中心に取り組み、皇族の方々も多数視察に訪れる栽培施設として発展してきました。

現在、それらの熱水ハウスは、高齢化による離農や施設の老朽化の問題もあり、未活用になっている施設が多いことから、IoT次世代施設園芸への転換拡大を図ることで、持続かつ発展的に農業経営ができる人材を都心から地方へ呼び込み、さらには新規就農者に向けたIoT技術の習得支援の場としても機能するように構築したいと考えています。

地域の宝である「自然エネルギー」と「最新の栽培技術やIoT制御システム」を融合させることで、それら未活用の熱水ハウスを再生し、そこで“新しい農業のカタチ”を確立して地域振興に活かす取り組みを推進しています。

八幡平市移住定住サイト

https://www.city.hachimantai.lg.jp/site/ijyu/

参考情報:八幡平スマートファームでの短期農業研修「JAL農業留学2021」

 先進農業を学ぶための研修や移住定住(働く)に関する八幡平市の支援制度から地域労働力及び地域産業活用により、地域経済の振興及び地域産業の発展並びに地域福祉の向上に寄与して参ります。

八幡平スマートファームでの短期農業研修「JAL農業留学2021」の様子が、IBC岩手放送・MIT岩手めんこいテレビ・IAT岩手朝日放送のニュース番組で2022年1月18日に報道されました。

地方移住や就農に関心のある方を対象に、日本航空が企画する2021年から全国で行っている取り組みで、岩手県内では2022年1月16日から八幡平市で実施を致しました。研修では、地域資源である温泉を活用した周年栽培のバジル収穫・播種等の農業体験を頂きながら、IoT技術と地熱を活用した農業モデルご説明や取り組みをご紹介いたしました。

■2022年01月18日 IBC岩手放送

日本航空の企画プログラム「農業留学」に首都圏からの移住が期待されています。岩手県・八幡平市の体験メニューを提供した様子が下記より確認できます。

https://news.ibc.co.jp/item_45278.html

本件に関するお問い合わせ先

〇IoT技術と地域資源融合型スマートファームに関して
 株式会社MOVIMAS
 TEL:050-3613-8700

〇八幡平市 移住定住(働く)支援に関して
 八幡平市役所 まちづくり推進課
 TEL:0195-74-2111